蒸海鮮

天文と関係なさ過ぎてすみません。気になってしまった方だけが飛んでこられたことと思います。本文の通り、まったく取るに足らない私の個人的な趣向に関する記事で、私が個人的に好きな調理法「蒸し海鮮」について、です。
 個人的には、食材の旨味を最も引き出す調理法がこの「蒸し」ではないか、とか思っている次第です。

専門店での専用器具を使った蒸海鮮の様子
(この網の下がボウルになっていて、粟と水が入っています)
写真は、某所専門店での蒸し海鮮料理の様子ですが、家庭でも鍋と網(蒸し目皿というらしいです)を使って楽しめます。私は蒸し器(鍋みたいなやつ)を買ってしまいました。
 蒸す対象はなんでも良くて、ブラックタイガーとかホタテとかハマグリとかサザエとかトコブシとかカニといった海鮮や、白菜/青梗菜といった野菜も大変美味に仕上がります。また、山芋といった根菜類も意外にも美味に仕上がります。
  更に、海鮮にこだわらず、焼肉に使うような牛/豚肉のスライスも有効です。これら全てから滲み出る出汁が網の下のボウルにしたたり落ちます。
 蒸すときは蓋を閉めて火力を上げ、3~4分くらいで蒸し上げます。

 ボウルにはのほかに固いままの米を入れておきます。本当は形の崩れにくい粟(あわ)でやるのがいいのですが、米でOKです。米の場合は、最初から入れておくよりも後半戦くらいから入れると型崩れしなくていい感じです。
 味付けはお好みですが、私はポン酢が好きです。

 調理法として鉄板焼きや鍋はメジャーで、どこのご家庭でもみんなでつつきながら食べるシーンがあるかと思いますが、「蒸し」はあんまりメジャーな気がしません。ですが、鍋の一味違った使い方としてバリエーションの一つに加えていいのではないか、と思うのです。味は最も良いと思っています(主観100%)。
 ダシが水の中に出て行ってしまわずに凝縮されますし、焦げたり固くなったりしないからです。
 そして、最後に出汁で炊き上がる粥が幸福感を増幅してくれるものと確信しております。

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