遮光グッズをポチりました。天候の都合で夜の出番は未だですが、位置関係的に水銀灯攻撃からの防御はできそうです。
自宅はイナカな地方にあるとはいえ、中心部ではあるために街灯攻撃も激しいものがあります。家を買ったときには、星を見ることなんて考えてませんでした…。
光害そのものは干渉フィルターでカットできるのですが、フラット補正が失敗続きになっている原因が「周囲からの光にあるのでは?」という気がしてきたので、対策です。というのも、夜露で惨敗した遠征の時には暗闇での撮影で、フラットがバッチリ決まっていたからです。
ニュートン反射では接眼筒に直接入り込んでくる迷光があって、筒先から覗き込んでみたら接眼筒の内側がけっこう明るく輝いておりました orz.
この街灯問題は、私が好きな眼視観望でも「暗さに慣れた目」が台無しになってしまうので由々しき問題です。そして写真撮影では、どうにもフラットが決まらない原因の一つではないか、とも疑っているわけです。
■ フォトスタジオ用背景キット
そういうわけで、機材を置いてある場所全体を水銀灯類から防御する方法として、フォトスタジオ用の「背景架」といわれているバックグラウンドキットを購入したのでありました。アマゾンで3300円ほどでした。三脚2個と、組み立て式の竿と、幕をぶらさげる洗濯バサミみたいなやつと、キャリングバッグのセットです。
背景用の布は白かったりしたので布が付属していないバージョンを選択して、自宅にあった防草シートをぶら下げてみました。風でヒラヒラするので、ビニールひもで縛るとか錘をぶらさげるとか、そういう対策は要りそうです。
見た目は物干し竿みたいな感じですが、ポイントは、幅3m、高さ2mというところです。布団を干すわけではないので強度は要らず、その分広めの範囲が覆えるところがミソです。特に2mという高さがちょうどいい感じで、仮設の観測所を作ったような(?)いい塩梅です。
そういうわけで、庭に機材を展開する時のひと手間で、この背景キットも展開してみようと思います。
■ でも、フードも調達…
とはいえ、けっきょく迷光防止とか夜露のこととかイロイロ考えているうちに、フードも調達してしまいました。Webをいろいろ眺めていたら、スターベースさんの「カットフード(*注:猫用ではありません)」がお気楽そうな上に、対応円周長さが830mmと自宅の20cm反射にピッタリだったので、買ってしまいました。内側が植毛紙張りになっていて、取り付け用のマジックテープが全周に付いていて、価格もリーズナブルでした。
さて、機材は整えつつあるつもりで、いろいろ試したいことが山積みなのですが、どうにも仕事の都合で自宅にいる機会が少なく、おまけに雨天が増えてきてお手上げです。
自宅はイナカな地方にあるとはいえ、中心部ではあるために街灯攻撃も激しいものがあります。家を買ったときには、星を見ることなんて考えてませんでした…。
光害そのものは干渉フィルターでカットできるのですが、フラット補正が失敗続きになっている原因が「周囲からの光にあるのでは?」という気がしてきたので、対策です。というのも、夜露で惨敗した遠征の時には暗闇での撮影で、フラットがバッチリ決まっていたからです。
ニュートン反射では接眼筒に直接入り込んでくる迷光があって、筒先から覗き込んでみたら接眼筒の内側がけっこう明るく輝いておりました orz.
この街灯問題は、私が好きな眼視観望でも「暗さに慣れた目」が台無しになってしまうので由々しき問題です。そして写真撮影では、どうにもフラットが決まらない原因の一つではないか、とも疑っているわけです。
フォトスタジオ用の背景架 |
そういうわけで、機材を置いてある場所全体を水銀灯類から防御する方法として、フォトスタジオ用の「背景架」といわれているバックグラウンドキットを購入したのでありました。アマゾンで3300円ほどでした。三脚2個と、組み立て式の竿と、幕をぶらさげる洗濯バサミみたいなやつと、キャリングバッグのセットです。
背景用の布は白かったりしたので布が付属していないバージョンを選択して、自宅にあった防草シートをぶら下げてみました。風でヒラヒラするので、ビニールひもで縛るとか錘をぶらさげるとか、そういう対策は要りそうです。
見た目は物干し竿みたいな感じですが、ポイントは、幅3m、高さ2mというところです。布団を干すわけではないので強度は要らず、その分広めの範囲が覆えるところがミソです。特に2mという高さがちょうどいい感じで、仮設の観測所を作ったような(?)いい塩梅です。
そういうわけで、庭に機材を展開する時のひと手間で、この背景キットも展開してみようと思います。
■ でも、フードも調達…
とはいえ、けっきょく迷光防止とか夜露のこととかイロイロ考えているうちに、フードも調達してしまいました。Webをいろいろ眺めていたら、スターベースさんの「カットフード(*注:猫用ではありません)」がお気楽そうな上に、対応円周長さが830mmと自宅の20cm反射にピッタリだったので、買ってしまいました。内側が植毛紙張りになっていて、取り付け用のマジックテープが全周に付いていて、価格もリーズナブルでした。
巻きつけ式カットフード(長さ14cm、円周長83cm) |
コメント
私も団地内での庭撮りで、防犯灯やお隣の灯火の対策は必須でした。
私の場合は幕ではなく黒い”プラダンボール”というパネルを使っています。
公園の防犯灯用には塩ビパイプを埋め込んでそこにプラカードイメージで差し込む。(固定位置)
近隣の灯火対策用は木片とL金具を”プラダンボール”に付加して、脚立に乗っけています。
(設置場所により脚立の移動が可能)
これまでの経験では面積が大きいため風の影響が予想以上に大きい事があります。
(わずかな風でもパネルがしなるくらい)
掲載画像を見ると、風で三脚ごと倒れそうで心配です。
それとフードはやはり必要ですね。(短時間なら通過する車のライトにも効果あり)
風の影響についてはご懸念ごもっともで、たぶん紐などで固定した場合にはあっさり倒壊するよなあと思っていたところでした。
固定していない場合にはそこまでの力は作用しないのですが、それだと用を為さなくなりそうですね(苦笑
力学的には、重りを下げる対策が倒れる方向の力を減殺してくれるので有効だなあと思っていますが、どこまで有効か、というところです。
脚立は妙案ですね。
ほどほどに重量があるので踏ん張ってくれそうです。
可動式の遮光幕、いいアイデアですね。
一方向からの光を遮るには、垂れ幕効果が大きいと思います。
私の自宅では3方向からのマンション灯を遮るのは現実的ではないので、長めのフードで頑張っています^^;
これは仮説ですが、長めの迷光対策がバッチリのフードを使用した場合、写野付近以外からの迷光の影響はあまり無いと思っています。例えば、撮影中の機材にLEDヘッドライトで機材全体を照らした場合、筒先が光源から反対方向であれば影響は少ないと思います。
これが車のヘッドライトのような強烈な光で、大気中のチリや水蒸気を照らす場合は論外ですが。
このコメントを書いていて、遮光環付の迷光対策バッチリなフードが欲しくなってきました^^
たぶん、長めのフードで対策が完結するという仮説は正しいです。写野以外からの迷光が問題になるのは、たぶんニュートン式だからですが、それでもドローチューブにさえ入らなければオーケーなんだと思います。
私の自宅も、マンションから見下ろされてるので、そちらからの攻撃は防げず、フード要るかなあ、要るよね、と思ったところでした。
ただ、それでも影ができる程の街灯攻撃が気持ち悪くって、、、という具合です。