新年あけましておめでとうございます。私も無事、年を越すことが出来ました。
昨年の私は、ちょうど星見趣味を再開して、あれこれメジャー天体を眺めたり他愛ない写真を撮ったりと、再び深遠の宇宙に楽しませてもらったところでした。
昨年はこれらのアイピースの比較が十分にされる前に惑星シーズンを終えてしまいました。今年はこれら定評ある高級アイピースからチープな激安品までの無差別級で、既にいろいろ眺めたものも含めて下記のアイピース達を比較してみたいと思っています。
チープ系は、ついSRなどを見るとオークションで入札してしまい、少し増えました。どれもこれも誰とも競うことなく落札できており、こんなのを(数百円で)落札して喜んでるのは世界広しと言えども私くらいかもしれません。
そのほかに Datyson 5倍バーローや Celestron 2.5倍バーロー、そして Celestronの Mars Filter(火星用干渉フィルター)なども手に入れましたので、これらについてもチェックしてみたいところです。
昨年の私は、ちょうど星見趣味を再開して、あれこれメジャー天体を眺めたり他愛ない写真を撮ったりと、再び深遠の宇宙に楽しませてもらったところでした。
旧年の振り返りは概ねこちらの記事にも記しました通りなのですが、様々な学びを通じて課題は噴出してしまい、ゆるーい初心者の私には殆どの解決がかなわぬまま年を越したのであります。やはり宇宙は広く、そして神様が人類に与えてくれた考察ネタは尽きないようです。
当ブログとしては、本年もまた誰も見向きもしないネタに寄り道をしながら、ゆるーい楽しみを追求してみたいとの決意を新たしたところです。
本日は、本年寄り道したい懸案事項に触れてみたいと思います(※但し解決するかどうかは運次第です。Lambdaは無精な外道です。)。
■ 目下の課題たち
数え始めたらキリがないのですが、個人的に心に引っかかっている課題がいくつかあり、Twitterでアンケートを取ってみたことがあります。
私が個人的に「寄り道したいかな」と思っているネタの上位は、下記の3つです。
・アイピースの件(HR vs TOE vs Radian vs XO5)
・滑らない&クランプした時に動かないクレイフォード接眼部
・フラットがなかなか合わない原理
これらの私が思っている課題など世間的には常識なのかもしれないと思って恐る恐る尋ねてみたのですが、杞憂であったようです。これらは、下手するとライフワークかもしれないのですが、今年のうちに匍匐前進くらいはしてみたいところです。
今年は2018年に次ぐ火星準大接近の年、ということで、高倍率アイピースを覗く機会も増えようかというところです。昨年は、極貧SR-4mmが異様に良く見えたことに端を発して、比較用にいくつものアイピースを蒐集してしまいました。
これらの違いが分かるかどうか、 微妙なところです |
定評ある系:
Vixen HR-2.4mm、タカハシ TOE3.3mm、TeleVue Radian 4mm、
Pentax XO 5 / 2.5、XP 3.8、SMC O-6
チープ系:
Datyson 3群5枚 PL4mm、SvBONY 3群5枚 PL4mm、SERIES500 PL4mm
チープ系は、ついSRなどを見るとオークションで入札してしまい、少し増えました。どれもこれも誰とも競うことなく落札できており、こんなのを(数百円で)落札して喜んでるのは世界広しと言えども私くらいかもしれません。
そのほかに Datyson 5倍バーローや Celestron 2.5倍バーロー、そして Celestronの Mars Filter(火星用干渉フィルター)なども手に入れましたので、これらについてもチェックしてみたいところです。
■懸案2:クレイフォード接眼部について
クレイフォード接眼部はバックラッシュも筒そのもののガタも原理的に取り去られているので個人的には操作感が大変好みなのですが、いかんせん「滑り」の問題は嫌なものです。写真用機材の場合には重量もかさみ、全く看過できない問題でもあります。
また、クレイフォードに限った話ではありませんが、接眼部をクランプした時に僅かながらピントがズレるのも困ったものです。せっかくジャスピンを探しても、クランプで狂ってしまうのでは難儀してしまうところです。
前者については、クレイフォード式にまつわる思い込み(?)が設計に反映されているように思われ、対策しようがあるようにも思うのですが、いかんせん改造には手間がかかりそうなので手が付いていません。今年は…手が付けられますかどうか、運次第です。
後者については、大したコストもかけず(数十円~数百円)に割と簡単に解決できそうなので、メーカーさんは一体何やってんだよとも言いたいところですが、そこは私の SE200N CRが接眼部単体より安かった鏡筒なので仕方がないところかもしれません。Eikowスカイホークに至っては35年前のハイゲンス付き入門機(当時ホームセンター価格で2万5千円ほどだったようです)ですから、期待する方が悪いとも言えます(こちらはラックピニオンですが)。
きっと、高級メーカー品の機材ではクランプでピントがズレることなんて皆無だろうなあ、とは思いますが、エコノミー機材でも同様にそんな悩みからは解放される日を願って已みません。
■懸案3:フラットについて
天体写真での「フラットが合わない」なんていうのは入門者の私くらいなものかと思っていたら、アンケートでは意外にも興味を持たれた方が多くおられたようでした。
フラット補正は考えてみるとけっこう奥が深くて、算数的にもこれで良かったのだっけ?という疑問も呈されているようです。また、その撮影方法が得られる結果に影響を与えることもあり、一考が要るようです。
個人的に興味を持っているのは、フラットの撮影方法です。当ブログでも、かなり大雑把な検討はしてきて、概ね合ったフラット画像を作ることは出来ているのですが、フラットの撮影方法によっては合い方がイマイチな時もあるようです。この辺りの謎に、原理的にも実験的にも追いかけてみたいなあと思っているところです。
■ その他
その他にも、入手して星像確認したまま出番の少ないファミスコ60Sや、1万5千円ほどで新品が買える安物CMOSカメラなど、試してみたいブツはいくつかあります。
更に、今年はより無精をしながら天体撮影を楽しみつつ、眼視観望の時間を確保していきたいところです。そうした意味で、APTの活用や、更には天体導入を楽にする PlateSolving をやってくれる ASPSの導入なども視野に入れていきたいところです。そうした過程で、より正確で迅速な極軸合わせなんかも検討していきたいと思っています。
・・・と、課題山積で、どこまで記事出来るのかは不明ではありますが、引き続きゆるーくやっていきたいと思います。
本年もまた、よろしくお願いいたします。
■ その他
その他にも、入手して星像確認したまま出番の少ないファミスコ60Sや、1万5千円ほどで新品が買える安物CMOSカメラなど、試してみたいブツはいくつかあります。
更に、今年はより無精をしながら天体撮影を楽しみつつ、眼視観望の時間を確保していきたいところです。そうした意味で、APTの活用や、更には天体導入を楽にする PlateSolving をやってくれる ASPSの導入なども視野に入れていきたいところです。そうした過程で、より正確で迅速な極軸合わせなんかも検討していきたいと思っています。
・・・と、課題山積で、どこまで記事出来るのかは不明ではありますが、引き続きゆるーくやっていきたいと思います。
本年もまた、よろしくお願いいたします。
コメント
昨年はいろいろ交流できて大変すばらしい年になりました。
ありがとうございます。
私もやり残したことをコツコツこなして、小さな発見を
報告して行きたいと思っています。
今年まず、やりたいことはアクロマート屈折望遠鏡の
擬人化=美少女化です。
さっそく見当違いな方向に走り出す自分、痛いです。
2ちゃん(5ちゃん)は大体有効な情報は得たかんじなので
あと、書き込むと変なのにからまれるのでもうやめました。
火星、中接近?楽しみですね!過去の大接近と同等の
視直径になるので期待膨らみます!
今年もよろしくお願いします。
旧年中は色々お世話になりました。
今年は望遠鏡の擬人化ですか!?それはまた面白い方向性ですネ!
やりたいことをやりたいようにやる、と言うのが趣味の醍醐味かな、と思います。
5ちゃんは、このブログを始める前には覗いたり書いたりしていましたが、ロクな情報がなくて足が遠のいてしまいました。
近ごろはTwitterでの交流が主になってしまいました。こちらは業界の方からの情報や、工夫の数々を議論したり、大変有益だなあと感じています。
今年の火星も、大接近と言って良いくらい近づきますので、とても楽しみにしています。
今年も引き続き、よろしくお願いします!
炎上ツールのイメージが強くて避けてましたが。
物理的な距離を超えての交流が容易にできるようになったのは、昔と大きく違うところだなあ、と実感しております。