庭撮りM27

昨夜はやたらと天気が良かったので、庭に出て撮影してみました。
夜半を過ぎると、もう完全に夏の空なんですね。
そういうわけで夏の代表選手M27、一生を終えた恒星の残骸の惑星状星雲でございます。

M27: ピンボケとフラット失敗ですが、一応写りました。

[撮影データ: 2019.4.28 02:00頃, SE200N(20cm F5), SkyWatcherコマコレクター, SvBONY UHCフィルター, EOS kiss X5(新改造), ISO800, 5分×8]

■ ガイドエラーは減った
 一応、これまでの各種対策(中継BOXバックラッシュ対策ポーラーアライン)が効いたのか、ガイドエラーはだいぶ低減できてきました。Advanced GT赤道儀で20cm F5をガイドして、6分露光だとおよそ8割の歩留まりが確保できています。星像が踊りまくっていた初期のころと比べるとマシにはなりました。
 が、もう一段の工夫の余地はあるようです。

■ SvBONY UHCとの相性は良さそう
 赤い星雲の旬が過ぎてしまった光害カットフィルターで、主に系外銀河を撮っていましたが、やはりこの手のフィルターはガスの輝線と相性がいいですね。
 系外銀河では単純に露出時間が伸びてしまうので、LED街灯による青カブリで限度が来る割には、なかなか銀河は写ってくれませんでした。
 SvBONY UHCフィルターは、OPTOLONG UHCと同一品と思われる特性で、QuadBPや Astronomik UHCと比べるとLEDの青のカットがイマイチなのですが、それでもガス星雲系は惑星状星雲も含めて短い露光時間で写ってくれるので相性がいいようです。

■ 課題は山積み…
 とはいえ、出来上がった写真を見ると課題は山積みで、まだまだ色々楽しめそうです(苦笑)。
 まず第一に、今回は、ピント合わせをしくじっています。赤道儀のアライメントのついででピント合わせをやったのがマズかったようです。深夜になって気温が下がって、ピント位置が変化してしまいました。気温変化を見ながら時々ピント合わせはやり直さないといけませんね。。
 また、エエ加減なフラット撮影も失敗しています。良質なフラット画像で補正しないと、画像処理後の荒れが目立ってくるということも見えてきたので、要対策です。
 …というか、画像処理というものを全く理解せずにテキトーにやってるのがダメダメなんだなあ、と、反省であります。まあ、そこらへんもぼつぼつと勉強しながら楽しんでみたいと思います。

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